故OOさんの機体を処分するとのことで、復活させようと、持ち帰ってきました。
実機は、写真のような機体。
現状は、ぼろぼろです。
胴体の後部だけですが、絹貼りでした。25年くらいたつとこうなっちゃうんですね。
これを修復します。
主脚の取り付けも、センターの細い桜材?だけで全体を支えるような構造となっていました。
こでれでは、ハードな着陸は厳禁状態。
というわけで、まず主脚まわりの補強から始めました。
側板は接着されていなく、機体を支えているのは桁のみです。
主脚をはめている木材は両脇の桁に、接着されていませんでした。
縦のセンターに桜材?がありこの主脚をはめている木材をボルトでつないでいるだけです。しかも、この桜材?は後部が接着されていません。すべての力はここへ集中するような構造でした。
力学的にはすぐに壊れてしまう構造です。
そこで、胴体両脇下にある桁材をベニアで補強し、そこへ主脚をはめている木材を接着するよう改良しました。
センターには太いボルトが見えますが、従来はこのボルトでしめつけ、縦にある桜材?につないであるだけでしたので、私の軽い力でも、ぐにゃぐにゃと曲がってしまう状態でした。
重い機体ですので、着陸時は100Kgくらいの力に絶えなければならないでしょうから、とても持ちそうにありません。1回ポッキリの飛行となるでしょう。
主翼2340g
後部胴体が650g
胴体前部2650g
水平尾翼300g
メカ460g
エンジン1340g
燃料400g
合計 8140g
とかなり重い機体です。エンジンはBGXを想定しました。主翼をつなぐピアノ線がなかったので、もう少し重くなることでしょう。今持っているOS140(2C)でもちょっときつい感じです。140の馬力は、3.5馬力。BGXは3.9馬力。
もっと馬力が必要かなー?
エンジンはYAMAグっさんが整備中ですが、120クラスとのことでしたので、きっと飛ばない機体だったと思います。
軽量化はあまり望めないので、パワーのあるエンジンを選択したいと考えています。
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